【西東三鬼プロフィール】
1900(明治33)~1962(昭和37)年。津山市生まれ。東京の長兄のもとで歯科医となり、33歳のころ患者に誘われて作句を始める。後期新興俳句の一人。「激狼」主宰。雑誌『俳句』の編集者も務めた。 1942年(昭和17)に神戸に転居。神戸時代を描いた自伝的作品『神戸』『続神戸』などを執筆。
【太田三郎プロフィール】
1950年山形県鶴岡市生まれ。1971年国立鶴岡工業高等専門学校機械工学科卒業。1980年代から、既製の郵便切手やオリジナルの切手を用いて「時間」や「場所」を切口に、私たちの生活の中に潜む見えない関係性を可視化する作品をつくり続けている。植物の種子を和紙に挟んで切手に仕上げる「シード・プロジェクト」、第2次世界大戦から帰らなかった日本人兵士や戦争遺児などを題材にした「Post War」シリーズ、毎日のように郵便局に通って消印を収集することで自身の居場所を記録する「Date Stamps」などの作品がある。東京国立近代美術館や大原美術館など国内外の美術館が作品を収蔵。2013年「創造する伝統賞」2016年「山陽新聞賞/文化功労」「福武文化賞」2018年「地域文化功労者文部科学大臣表彰」岡山県津山市在住。
ポストカード集
『三鬼と三郎』
津山出身の俳人・西東三鬼は1900年5月15日生まれ。津山在住の美術家・太田三郎は1950年5月11日生まれ。きりのいい年号の50歳違いで誕生日も近いことにご縁を感じた三郎が、三鬼の句に自作の写真を添えたポストカード。
- ポストカード集:
- vol.1~vol.3
- 各80枚(各15,000円/税込)
- 水沢 勉(神奈川県立近代美術館館長)と松下カロ(俳人)両氏の解説入り。
ご希望の方は下記、アドレスにてお知らせ願います。